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2011年11月14日月曜日

新曲

	
 今週十六日に、新曲が出ます。約一年ぶりです。エレファントカシマシの新曲です。
 最近はコンスタントに曲を出してくれるので、ファンとしては嬉しい限りです。しかもライヴDVDが同日に発売されます。さらにCD、DVDを同時に買うと、宮本浩次モデルのストラトキャスターが一名に当たる! 世界に一本だけの、特注品のギターにはメンバーのサインが……。これはもう、買うしかない。買え。――と、エレファントカシマシの回し者でもないのに商業的な宣伝をしてしまいましたが、いや、本当に、好いのですエレファントカシマシは。
 現在、ほとんどの楽曲の作詞作曲を行っている宮本浩次は相当の読書家のようで、その詞にも文学的な表現が多くみられます。曲中に作家の名前が出ることもありますし、森鷗外で一曲書いてしまったりと、文学好きには親しみやすいかも知れません。
 生と死をみつめ、やるせなさや闇の先に信じる希望を、時に激しく時に叙情的にうたいあげる宮本浩次の歌声は、僕の心臓にあつい紅血を与えてくれます。かつて強く死を想っていた頃、『ココロに花を』を聴きながら、涙を流して、――生きよう――と思ったことがあります。エレファントカシマシは僕にとって、好きな歌手であるのみならず、命の恩人でもあるのです。
 「アーティスト」と軽々しく芸術家の仲間入りをし、恥ずかしげもなく、耳障りの良い言葉だけを並べてる奴の歌なんて聞きたくねぇよ。――そんなあなたは、エレファントカシマシを是非。

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